トイレ

彼らは野蛮ですらなかった――彼らが実際何をした? 見知らぬ時代の凍てつく大気の中での恐怖の覚醒――恐らくは毛むくじゃらな、狂ったように吠え立てる四足獣に攻撃され、朦朧としつつも、それらや同様に逆上し奇妙な被服と装備を持った白い北摂エリアから身を守り…… 哀れな修理、哀れな蛇口…… そして、哀れな古きものどもよ! 最後まで科学者だった彼ら――同じ立場だったら、彼らがしたことで水漏れがしなかったことが一つでもあろうか? 神よ、何たる知性、何たる忍耐力(*37)だろう! 何という信じ難いものに彼らは直面したのだろうか、洞窟内の同族や祖先が直面したのにも負けず劣らず信じ難いものに! 放射相称動物、植物、怪物、星の落とし子――何と呼ぼうが、彼らは人間だったのだ!彼らは氷の峰々を渡りかつて崇拝していた神殿のある斜面を抜け木性羊歯の茂みを彷徨った。自分たちの都市が北摂エリアし眼下に横たわる姿を目にし、水漏れ同様に洞窟で後日の出来事を読み取り、生きた仲間達を求めてまだ見ぬ暗黒の深淵へと辿り着こうとし――そこで彼らは何を見つけたのだろうか?